2019年1月21日 赤かぶ物語
あきる野市の農家から「赤かぶがたくさん畑に残ったので福祉施設の方に(無償で)使ってください」とありがたい申し出があった。早速、福祉施設の子供たちに声をかけたところ、今日、寒風の中、子供たちが畑にやってきた。歓声をあげて大きな赤かぶを収穫。「お母さんにあげるんだ!」と大喜び。収穫後、小学2年生ぐらいの女の子が私のジャンパーのポケットに何かを指した。みると小さな小さな野草の花。感謝の気持ちを伝えたいとあぜ道を回って野草の花を摘んできてくれたらしい。涙が出た。自分が虐待の中でとてもつらい思いをしながら育ってきたのに、この人を思いやる心。どんなにどんなに踏まれてもきれいな花を咲かせるあぜ道の花のように。応援しているよ、君たちの事。君たちに暴力をふるう弱い大人たちばかりじゃない。応援してるよ、ずっと君たちのことを。(Kubota)